アクセル・ドゥナー ソロ公演です。
POPOや、トランペットを用いた即興演奏、アキビンオオケストラなどで活躍している江崎蔣史さんより
ご紹介いただきました。9日の公演を5日決めるという、最短記録かもしれない。。
福岡でこのタイミングで見られるとは思わなかった。
なかなかない機会です。
ぜひお時間を作っておこしください。
Axel Dörner
期日...2010年8月9日(月)
時間...20:00 start
会場...art space tetra(福岡市博多区須崎町2−15)
料金...¥1,500(1ドリンク付)
http://www.as-tetra.info/
「トランペットには神話的とさえいえる演奏家のイメージが付きまとう。チェット・ベイカーがその原型だろう。 ジャズの歴史性という重みと、フレーズに対する特異な強迫観念のために絶望する表現主義者というイメージ...。アクセル・ドゥナーのイメージはその転倒した ものに他ならない。内的な強迫観念ではなく、"音は空気振動だ"と定義し、楽器の抽象的な可能性を探求するためにアクティブな聴取へと向かう。ドゥナーを 他のトランペッターと分けるものは、演奏からフレージングをなくしたことだ。一定のブロウ、抽象的なノイズ、ブロウの断片化によってノート(音符)を消去 り、音のコアを目指す。この抽象化は、新しいエレクトロニクスの美学を想起させる。アコースティックな質を失い、まるで美しいあわいを鳴らす電子装置のサ ウンドを想起させる。」---『Trumpet』,A Bruit Secret 03(2001).より
Axel Dörner(アクセル・ドゥナー)
1964年ケルン生まれ。トランペット。
Die Enttäuschung(セロニアス・モンクの衣鉢を継ぐ),The contest of pleasures (John
Butcher, Xavier
Charlesとの斯くも美しき持続),Phosphor(沈黙に散在するベルリン音響即興周辺オールスターズ),Territory
Band(フリー・ジャズ・シカゴ派),大友良英 New Jazz Orchestra等のグループでも活動。
録音作品としては,ソロの『Trumpet』,『sind』("sind"は「(それは)ある」),デュオではKevin
Drumm,中村としまる,Diego Chamy他多数。また,Alexader Von
Schlippenbachのセロニアス・モンク全曲集にも参加。
南西ドイツ放送協会(SWR)による2006年度SWRジャズ賞(SWR JAZZPREIS 2006)受賞。