遠藤水城『アメリカまで』

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遠藤水城『アメリカまで』 1,500円+税 

キュレーター遠藤水城によるインタビュー集。
2007年1月に録られた5つのインタビューと、6月に返信された1本のメールインタビューを収録。



会話の中で見えてくる、身にしみ込んできたアメリカの影響。
日本のアートは何を足場として、そこからどこへ行くべきなのか。


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僕には「作品」や「批評」ではない「なにか」がアメリカから日本へ導入されてきたように思えるのです。もっと言うと、仮に ネオ・ジオや アプロプリエ--ション・アートなどが日本で大きく紹介されたにせよ、問題はそこにはなく、むしろ「現代美術」という奇妙な空気そのものが導入されたのではないか、と僕は考えており、その「奇妙な空気」に実体を与える何らかの制度化がいつの間にか為されてしまったのではないかという印象を受けるのです。「いつの間にか」というのは僕が若輩者だからであって、実際はもっと生々しいものだったのかもしれませんが。
 「アメリカのアート」の特質とはなんなのでしょうか?そこから何を学ぶべきなのでしょうか?これまでの日本のアーティスト/キュレーター/批評家の方々は何を学び、何を賞賛し、何を見なかったことにし、何を日本に導入したのでしょうか?
(前書きより)
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それぞれの立場から語られる、美術と日本と世界と、そして個人。
歳月を経たからこそ浮かびあがる、 それぞれの軸。
美術に関わる人だけではなく、 思索しつづける全ての人へおくる書籍です。

さあ議論をはじめよう。
これからの、希望ある世界のために。


インタビュー
千葉成夫
熊谷伊佐子
平野千枝子
長谷川祐子
村上隆
田中功起



ton2-002 Mizuki Endo" AMERICA MADE"
190page
1,500yen+tax


遠藤水城 Mizuki Endo

キュレーター
1975年 札幌生まれ。2004年 九州大学博士後期課程満期退学。
art space tetra(2004/福岡)、Future Prospects Art Space(2005/マニラ)、遊戯室(2007/水戸)などのアートスペースの設立に携わる。2004-2005年、日本財団APIフェローとしてフィリピンおよびインドネシアに滞在。2005年若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。「Singapore Biennale 2006」ネットワーキング・キュレーター。2007年、Asian Cultural Councilフェローで米国に滞在。同年、ARCUS Projectディレクターに就任。2009年、「福岡アジア美術トリエンナーレ」協力キュレーター。「ヨコハマ国際映像祭2009」キュレーター。共訳書にジェイムズ・クリフォード『ルーツ - 20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社)がある。

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※あとがきの中で、著者が謝辞を述べている逢坂恵里子さんのお名前に誤りがありました。
文中では「恵美子さん」となっていますが、正しくは逢坂恵里子さんです。
また、リンクしている著者アメリカ滞在中のブログですが、
「アメリカにて」のアドレスに誤りがあります。
正しくはhttp://americanit.exblog.jp/です。
謹んで訂正し、お詫び申しあげます。

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